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概要

CSR-Report

環境環境基準遵守および環境事故・苦情の発生状況環境には細心の注意を払い、日々生産活動を実施しておりますが、2012年度は環境法基準値超過が1件発生いたしました。敷地外への雨水排出口での定期水質測定の結果、亜鉛が環境基準値を超過していることが判明し、原因の究明と対策の実施を行ないました。原因は工場屋根に使われている亜鉛鋼板の表面の塗装が経年劣化により剥がれ、内部の亜鉛成分が雨水に溶け出したというものでした。生産活動によるものではなかったのですが、工場内には思ってもみなかった環境リスクが潜んでいることを思い知らされました。今後も引き続き、環境事故の未然防止のため水質はもちろん、騒音・振動等の数値の推移を注視していきます。●環境法規制地遵守状況2012年度は工場から排出される騒音・振動・臭気については環境法基準値はもちろん、自主基準値内にも収まっておりましたが、水質については雨水で環境基準値を超過しました。(工場排水は環境基準値内)項目内容対処内容水質雨水水質測定の結果、亜鉛の環境基準値2.0mg/Lに対して2.8mg/L。原因である工場屋根の亜鉛鋼板材に専用塗料を塗布し、亜鉛の流出を防止。以前は屋根のいたるところが錆びていました。専用塗料を屋根表面に塗布することで、亜鉛の流出を防止しました。●環境事故発生状況2012年度は設備トラブル等を原因とした環境事故は発生しませんでした。●過去5年間の環境苦情件数環境苦情件数は2008年度の3件をピークに減少しております。2012年度も近隣住民の方々からの環境に係わる苦情はございませんでした。【苦情件数】(件数)4321023苦情件数0 0 0007年度08年度09年度10年度11年度12年度(年度)14 Corporate Social Responsibility Report