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概要

CSR-Report

環境生産における省エネルギー水銀灯のLVD化による消費電力削減水銀灯・蛍光灯の数量不足のため照度不足となっていた工場で、水銀灯・蛍光灯の増設による使用電力量の増加を避けるため、全水銀灯42灯をLVD(無電極放電ランプ)へ切替えました。切替えにより、照度不足を解消できただけでなく、使用電力量を約70%削減できました。加えて、照度が通路部で過剰になったため、通路上部の蛍光灯21台を間引くことにもつながりました。引き続き、工場内の光源を省エネタイプのものに切り替えることで省エネルギーを推進していきます。LVDへの切替えは約70%の省エネにつながっただけでなく、平均照度が230Lxから380Lxへと向上し、作業環境改善にもつながっています。塗装乾燥炉の容積見直しによるLPG使用量削減以前はバス部品の乾燥炉として使用していた設備ですが、現在は長尺・小物部品用として使用しているため、炉内にムダなスペースが発生し、炉内昇温に多くのエネルギーを消費していました。そこで、炉内に断熱ボードで間仕切りを行い、熱効率向上を図り、LPGの使用量を約20%削減しました。また、この活動の結果、乾燥時間の短縮にもつながり、生産設備の稼働時間の短縮も実現できました。乾燥ワーク炉内にムダなスペースが多い!間仕切りでムダなスペースをカット改善前は乾燥ワークの周囲にムダなスペースが多くあり、必要以上にLPGを消費していた。間仕切りで必要最小限の乾燥スペースを確保し、LPGの削減だけでなく、乾燥時間短縮・設備稼働時間短縮を実現しました。18 Corporate Social Responsibility Report